SNSコミュニティ運用と口コミで広げる集客術

SNSコミュニティ運用と口コミで広げる集客術
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記事の内容

コミュニティマーケティングの重要性

インドアゴルフビジネスでは、単に個々の顧客にサービスを提供するだけでなく、顧客同士のつながりやコミュニティを育むことが長期的な集客力に直結します。特にコロナ以降増加した20~30代の若年層ゴルファーは、SNSやマッチングアプリなどデジタルツールで人と繋がることに抵抗がなく、コミュニティへの親和性が高い世代です。そうした層にリーチしファン化するには、SNS上でのコミュニティ運用と口コミによる波及効果を狙ったマーケティングが有効です。「ユーザー同士を繋げて顧客化するモデル」は今後ますます広がると予想され、インドアゴルフ施設も例外ではありません。単に一度きり来てもらうのではなく、最初から仲間と共に始められる環境を提供することで、施設は「会員=ファン」を獲得しやすくなります。コミュニティを起点とした集客モデルを取り入れることが、これからの時代の集客拡大法と言えるでしょう。

SNSコミュニティ運用の方法

まず、自社で公式SNSグループやオンラインコミュニティを作ることを検討します。プラットフォームとしては、LINEオープンチャット、Facebookグループ、Twitterの非公開リスト、Discordサーバーなどが考えられます。日本では手軽さからLINEオープンチャットが人気です。実際「ヨリソーウ」はLINEベースで年代・地域別の少人数グループを作り、コンシェルジュが仲間を紹介するモデルですが、小規模な施設でも同様に会員向けLINEグループを作成し「◯◯ゴルフスクール会員の集い」のようなコミュニティを運用できます。グループ内ではスタッフが積極的に話題提供し、練習報告やスコア自慢など会員同士が気軽に交流できる場を演出します。「来週◯曜日19時に練習行きます、一緒にどうですか?」といったやり取りが生まれればしめたもの。仲間づくりをサポートすることで、会員の継続意欲と施設への愛着が飛躍的に高まります。コミュニティ内で仲良くなったメンバーは「皆で大会に出よう」など盛り上がり、結果として施設への来場頻度が増えたり、新しい友人を誘ってきたりと好循環を生みます。運営側は過度に干渉しすぎず、しかし適度にイベント告知や役立つ情報提供を行い、「このスクールはいつも楽しいつながりを提供してくれる」と思ってもらうことが大切です。

事例 – オンラインサロン的コミュニティ

あるインドアゴルフ場では有志の会員を募って非公式ファンクラブLINEグループを立ち上げました。最初はスタッフと熱心な会員5人ほどでしたが、そこで生まれた「みんなで上達しよう!」という連帯感が徐々に評判となり、「自分も混ぜてほしい」という新規入会者が後を絶ちませんでした。グループ内では毎週のように「今月ベストスコア更新しました!」という投稿に対して拍手のスタンプが飛び交い、まるで部活のような一体感が育っています。この施設では開業半年後から広告費をほぼゼロにし、既存会員の紹介とコミュニティ内の口コミだけで月6名以上の新規入会が続いているとのことです。コミュニティ参加者が友人を誘ってきたり、別の趣味仲間に「この前行ってみたけど良かったよ」と広めてくれるため、自然と顧客が増えていく好循環ができています。「集客はコミュニティ作りから」という好例と言えるでしょう。

口コミを広げる仕組み作り

満足したお客様が新たな顧客を呼ぶという口コミの連鎖を促進する施策も並行して行いましょう。例えば既存会員向けに友達紹介キャンペーンを実施するのは定番ながら効果的です。紹介で友人が入会した場合、紹介者・入会者双方に特典を与える仕組みにします。実例として「わたしのゴルフ」では、既存会員からの紹介で入会すると紹介者と新入会者の双方に2,000円の商品券を贈呈しています。他にも「紹介者には翌月会費1ヶ月分無料」「入会者は入会金無料&初月半額」といった特典を設定する施設もあります。こうしたWin-Winの紹介特典は会員の紹介意欲をかき立て、個人による自然な口コミ拡散に拍車をかけます。事実、Red Golf Clubという施設では「友人の入会&3か月継続で紹介者に1か月分の会費キャッシュバック」と打ち出したところ、多くの会員が同僚やゴルフ仲間を積極的に誘ってくれたそうです。

また、SNS上での口コミ拡散も狙いましょう。ユーザー生成コンテンツ(UGC)を増やすため、ハッシュタグキャンペーンを行うのも手です。例えば「#〇〇ゴルフで上達」という独自ハッシュタグを作り、「投稿してくれた方に毎月抽選でレッスンチケット進呈」などと告知します。会員が自主的に練習風景やレッスンの感想を投稿するようになれば、フォロワーの中に潜在顧客がいれば興味を持ってくれるでしょう。最近話題のゴルフ×マッチングイベント「ゴルコン(Golf + 合コン)」の開催も、SNSで拡散されやすいアイデアです。独身ゴルファー向けに練習+ゲーム+交流会をセットにしたイベントを企画すれば、「楽しそう!」「ユニーク」とSNS上で話題になり、新規層が関心を寄せる可能性があります。こうしたバズ要素のある施策を打ち出すことも、結果的に口コミを広げる助けになります。

結果的に口コミを広げる助けになります

オフラインと連動したコミュニティ施策

SNSコミュニティと現場での交流イベントを組み合わせると、より強固なつながりが生まれます。例えば月例のミニ大会を開催し、その結果をSNSコミュニティ内で共有・称賛する仕組みです。毎月シミュレーターを使った9ホールスコア大会を行い、成績優秀者には景品&SNSでヒーローインタビュー投稿するなどすれば、参加者のモチベーションもアップし、「次回は自分も頑張ろう」というリピーター意識を高められます。また初心者限定コンペやコースデビュー支援イベントを企画し、それに参加した初心者同士が仲間になるきっかけを提供するのも有効です。初ラウンドを皆で経験したお客様は強力なファンとなり、継続利用や仲間紹介につながるでしょう。実際「初心者に寄り添ったイベントは『この施設は初心者に優しい』という評判を生み、新規開拓に効果絶大」との報告もあります。イベント後は参加者同士でSNSを交換し合い、次の練習予定をコミュニティ内で立てるなど、自走式の繋がりが生まれていきます。

デジタル時代の口コミ拡散

現代の口コミはSNS上で一気に広がる可能性を秘めています。一人のお客様の来店体験がLINEグループやTwitterで共有され、それを見た仲間がまた来店する、といった爆発的拡散効果が期待できます。この「デジタル時代の口コミ」を後押しするには、施設側でもシェアしたくなる仕掛けを用意しましょう。インスタ映えするフォトスポットを店内に設ける、来店記念に写真撮影サービスをしてSNS投稿を促す、ユニークなチェックインスタンプカードを発行してSNS投稿でポイント加算など、アイデアは様々です。満足したお客様は自然と自身のSNSに書き込むものですが、少し背中を押してあげる工夫がさらなる波及を生みます。また、一度コミュニティに入ったお客様は離脱しにくく、他の宣伝より信頼性の高いクチコミとして周囲に語ってくれるため、低コストで信頼度の高い集客が実現します。

まとめ

SNSコミュニティと口コミは最強の集客資産です。一朝一夕で大人数のコミュニティを作るのは難しいですが、少人数からでもコツコツ育てれば雪だるま式に広がります。ポイントは「ユーザー同士が繋がり、楽しみ、互いに刺激し合える場」を提供することです。インドアゴルフ施設はそのハブとなり、コミュニティの盛り上がりを適切にサポートしましょう。コミュニティ経由の集客はスタートラインに過ぎませんが、その後のフォロー次第で第2、第3の紹介に繋がっていくとされています。まさにその通りで、良い体験を提供し続ければ顧客が勝手に宣伝マンとなってくれるのです。SNS時代の今、顧客との双方向の繋がりを大切に育み、「ファンがファンを呼ぶ」理想的な集客循環を目指しましょう。

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